メジャーバージョンアップを経ても安定して動作している、起動メモリ作成ソフト「Rufus」 ※クイズあり

お陰様で当ブログにお越しの方々に少なからず検索されているキーワードの「Rufus」ですが、つい先日メジャーバージョンアップを済まされたようでした。しばらく触れる機会がなかったのですが、偶々起動したところアップデートの報せがあり気付いた次第です。気付いたときにはもうバージョンが4.1になっており、これまでよりも早いタイミングでの更新です。おそらくメジャーバージョンアップしたばかりで大幅な更新による諸問題が大なり小なり修正されていくのではないかと思います。

そんな「Rufus」ですが、実際のところどこが変わっているのか、ざっと確認してみようと思います。まずは分かりやすいところで見た目の変化です。

どうでしょうか。正直言って、違いがほとんど分かりません。元より目的も機能も十分に洗練されており、実作業において新たな項目が追加される余地もない状態です。Windows11のインストール必須項目をバイパスする機能など、細かい機能が追加される度にダイアログが多少変更される可能性はあると思われます。ちなみにこの見た目、バージョン3.22のそれとは若干変わっています。どこが違っているかは、本記事の最後に記載していますので、気が向いたらご確認ください。

しかしながら見てくれだけではなく、大きな修正から細かい不具合修正や仕様変更も散見されます。まず本ソフトの動作環境について、64ビット動作がデフォルトとなったためかWindows8以降が必須になりました。今やWindows10のサポート期間が終わろうとしている今日この頃に何を今更、という話題ではありますがどんなソフトにもついて回る節目のお話です。次に個人的に気になったのが、BIOSモードで起動させるときにLinuxでエラーが発生する点の修正が幾つかありました。これは古いマシンをLinuxで延命させようという目的でメディア作成した際、うまく起動出来ずに別のディストリビューションを試すことがありますが、その時に実は直面していた問題だったかもしれないので密かに期待しています。

他にも細かい修正がありますので、気になる方は確認してみてください。そして最後に、バージョン3.22との違いも記載しておきます。