Windows11をシステム要件を満たさない環境にインストール -2
前回記載の通りWindows11をインストールしていく訳ですが、それにあたっていくつか必要なものがあります。
- インターネット環境
- USBフラッシュメモリ(8GB以上)
- 時間
まずインターネット環境ですが、インストール途中でネットワークに繋がっていないとそれ以上先に進めなくなる箇所があります。そのためインストールするマシンはインターネットに接続することができる必要があります。また、これはネット環境はもちろん、マシンの通信機器がWindowsのデフォルトドライバで認識されないといけません。特別なドライバを必要とする機器を常用したいなら、別途通信できる方法を用意するのが無難です。有線のLANポートがあるなら、それを使うのが簡単だと思われます。今時の有線のネットワークカードなら、大抵デフォルトのドライバで認識されるのではないでしょうか。
USBフラッシュメモリは、Windows10の際と同様、Windows11用のインストールメディアを作成するために用います。Windows11のダウンロードを行うサイトは、この度新たに診察されています。以前のURLがすっきりしていたので、そこをリニューアルして作ればよかったのに、と個人的には思います。おそらくWindows10の香りを一切排除したかったのでしょうか。ともあれそのサイトの中にある、「Windows 11 のインストール メディアを作成する」という項目からダウンロードできるツールを「今すぐダウンロード」します。程なく、「mediacreationtool.exe」という実行ファイルがダウンロードされる筈です。プルダウンメニューがありますが、2022年12月現在は1種類しか選択できないので気にしなくていいと思います。実行ファイルを起動すると、Windows10と同じ要領でインストールメディアを作成できます。ちなみに作成されたメディアは、ボリュームラベルがWindows10のメディアと同じ「ESD-USB」になるため、Windows10のメディアと本メディアを区別しにくいと感じました。
そして時間です。インストール前の一工夫と、インストール後に面倒な受け答えが発生するため、放置していたら完了とはいかないのが難点です。
以上がおおまかな準備物となります。その他、インストールするマシンUSBフラッシュメモリから起動できるよう設定しておく必要がありますのでご注意ください。